あわら湯のまち
「あしはら」ではありません。「あわら」です。
福井県北部に位置する「あわら市」。市町村合併前は「芦原町」。
福井で生まれ育った人は当たり前に「あわら」と読みますが、県外の方は文字だけ見ると「あしはら」と読んでしまうようで。それもあってか(?)、「あわら市」となりました。
芦原温泉 は明治16年と歴史は浅いですが、関西の奥座敷として上皇陛下もお泊りになられています。
そんな芦原温泉への行き方ですが、JRとえちぜん鉄道で駅が異なります。
JR芦原温泉駅は特急停車駅にもなっていますが、芦原温泉街まではちょっとあります。バスもしくはタクシーでの移動。
もう一つ、えちぜん鉄道「あわら湯のまち」は芦原温泉街すぐの駅です。
あわらおもてなしキャラクター、湯巡権三が出迎えてくれます。
あわら湯のまち駅を降りてすぐそこにあるのが「芦湯」です。
いわゆる足湯ですが、建物にも趣があり、もちろん源泉かけ流し。誰でも利用することができます。
鉄道での長旅の疲れも、ドライブの休憩にも、ほっと一息つけます。
芝生も整備されていてゆったり。
あわらとゆかりのある人物
芦原温泉からは少し離れますが石川県との県境には吉崎御坊があり、蓮如上人の嫁威谷(よめおどしだに)の伝説の像もあります。
そして、魯迅の日本時代の恩師として有名になった藤野厳九郎の生家を移した藤野源九郎記念館もあります。
ゆったり温泉旅、その入り口でちょっと福井の歴史にも触れてみてください。