福井県の伝統工芸産地をご紹介!

エーデパのコンセプトの重要なキーワード「伝統工芸」。では、福井県の伝統工芸はいくつあるでしょうか?

答えは7つです。伝統工芸品指定数の都道府県ランキングでは8位。1位は東京都。2位は京都府。3位は新潟県、沖縄県。愛知、石川、大阪と続いて、福井県‼︎

全国での人口(43位)や知名度などと比べるとかなり高い順位です。しかも、福井県の伝統工芸の産地は歴史が深いのも特徴の一つ。また、それぞれの技術も優れ、高級品も多いのも特徴です。

それでは、福井県の伝統工芸7つをご紹介します!

・越前漆器

鯖江市にある河和田地区を中心に生産されています。越前漆器は河和田塗とも呼ばれて、全国の人々にも親しまれてきました。歴史も古く、一説によれば、西暦527年継体天皇に河和田の塗師が黒漆で御冠を塗りかえ、併せて「三つ椀」と称する黒漆の食器を献上した折、黒漆のうるわしい光沢にいた く感動された皇子が河和田に漆器づくりを奨励し、それが越前漆器のはじまりとされたという。

越前漆器

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・越前和紙

越前市(旧今立町)にある五箇荘(大滝、岩本、不老、新在家、定友)を中心に産地があります。日本では唯一の紙の神様を祀る「大滝神社岡太神社」があるのも特徴のひとつ。産地の守神として、鎮座しています。

越前和紙

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・若狭塗(箸)

産地は小浜市。若狭塗は他の漆器とは異なる技法が使われていることが特色です。

若狭塗の技法は「卵殻 模様」「貝殻模様」「起こし模様」と特徴があります。器以外に若狭塗箸も全国的にも有名です。

若狭塗り箸

 

・越前打刃物

越前市が産地。打刃物業界では初めての伝統工芸品として 国の指定を受けるなど、今までに数多くの伝統工芸師がいます。また、火造り鍛造という他の産地にみられない高度な技術を持ち合わせており、デザイン性に優れたカスタムナイフや洋食系シェフ専用の包丁で全国、世界でも有名なシェフたちが越前打ち刃物に興味を示しています。

越前打刃物

 

・越前焼

平安時代末期頃から宮崎村小曽原地区を中心につくられ、信楽、備前、丹波、越前、瀬戸、常滑と並んで日本六古窯の一つとして栄えてきました。歴史も深く、釉薬を用いずに高温で焼成されるときに薪の灰が器に流れ出し、溶け込む自然釉の風合いで知られています。

越前焼

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・若狭めのう細工

小浜地方が産地。水晶、オパールなど がいくつも重なりあい、幾層もの紋様を描く 「めのう」の原石を独特の技法で彫刻する“若狭めのう細工”は、全国でも貴重な数少ないめのう細工の産地です

若狭めのう

・越前箪笥

越前市にあるタンス町に、明治期には多くの箪笥職人がいたといわれています。今でもタンス町は越前市中心部にあります。越前箪笥の特徴は、無垢材を使用し、釘を使わないほぞ接ぎ技法が使われています。表面は漆塗りで飾り金具は越前打刃物技術がつかわれ、職人のこだわりが今もなお守り受け継がれています。

越前箪笥

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簡単にではございましたが、福井県の伝統工芸産地をお伝えしました。今後は、各産地にクローズアップしてお伝えしていけたらと思います。