福井大学学生プロジェクト2年目 vol.1

昨年12月にオープンしたエードットデパートメントストアですが、オープンの半年前から福井大学学生とパートナーシップを組み、プロジェクトを立ち上げていました。福井大学経営・技術革新工学 竹本教授の研究室の学生たちが授業の一環として、福井県のよいと思われるものを下調べして、その商品を自ら使用したり、実際にものづくりの現場をみて取材をさせていただいたり、エーデパへの出店までの営業を体験し学んでいくというプロジェクト。大学生の若い目線で幅広い種類、業種の福井県生まれの商品を見つけだし、商品ひとつひとつの良さをものづくりの現場を通して実感し、全国へ世界へと発信するエーデパで販売していきたいと取り組んでくれました。一人一人の学生が緊張した面持ちで初の営業をし、作家さんや職人さんの想いをしっかりと受けとめ、私たちエーデパにつなげてくれました。その学生たちがつなげてくれた出店者さん達が今のエーデパを支えてくださっています。

 

そんな福井大学学生プロジェクト2年目が始動しました!今回は新しい学生たち何名がこのプロジェクトに参加します。

1年目は、福井県の嶺北を中心に逸品をさがしだし営業をしていきましたが、今年は嶺南の逸品を求めて動きだします。

福井県はおたまじゃくしの形といわれ、おたまじゃくしの頭部分が嶺北、尻尾部分が嶺南。エーデパがある越前市は嶺北の南の方、JR西日本のしらさきやサンダーバードに乗ると敦賀と武生(越前市)の間には長ーいトンネルがありますね。その長いトンネルの北が嶺北、南が嶺南です。嶺南地方は京都にも近く、関西弁のようなアクセントを聞くこともあります。また、三方五湖があったり、若狭湾があったりと嶺北とは違った名産品もあります。

 

7月ごろから、嶺南の逸品をそれぞれのグループが探し出し、8月には30数社以上をリストアップしてくれました。8月の中旬には、エーデパのあるエードットカフェに竹本教授と学生たち、エーデパのスタッフ、また東京からはリモートでCEO五十嵐昭順が参加し、このプロジェクト始動の1回ミーティングが開かれました。

 

学生たちはCEO五十嵐の熱い思いを聞いたり、エーデパスタッフからの営業ツールの説明などを真剣に聞き、質問なども飛び交いました。その後、エーデパの実際の商品をみて触って、撮影スタジオをみたりしました。学生たちは、大人たちが真剣に行なっている仕事現場を見ることで授業の一環としての体験ではなく、このプロジェクトの重みをしっかりと受け止め、今から始まる営業を心待ちにやり遂げようとする想いがそれぞれの表情に浮かんでいました。学生代表の高柳くんが中心に「オー」と奮起し、初回のミーティングは終了しました。

 

今から、学生たちはそれぞれがリストアップした営業先に電話でのアポイントを入れていきます。アポイントを取れたところには実際に営業を行なっていきます。エードットデパートメントストアとは一体なんなのか。どのようなコンセプトで運営しているのか。出店することでのメリットは?さまざまな話題をしっかり自分の言葉で話していきます。学生たちが自分たちが選んだ逸品のひとつひとつのこだわった手仕事をどのように感じることができるかもとても重要なことだと思います。

 

福井県の嶺南の方々、もしかしたら、福井大学学生から「福井県のこだわりの逸品を扱うエーデパのことで・・・」と電話がかかってくるかもしれません。ぜひとも、学生の声に耳を傾けて、優しくご指導していただければとおもいます。よろしくお願いいたします。

 

このプロジェクトは1011月、営業〜出店までを連載として掲載してきます。次回は「福井大学学生たち営業する!」です。お楽しみに!

カンパニーエードット