みなさん、こんにちは。今週の2月3日は、節分でしたね。南南東を向いて恵方巻きをたべたり、豆まきをされた方もいらっしゃると思います。
恵方巻きが販売されているから、節分だと初めて感じる方もいらっしゃると思います。今回は、節分について、少しだけお話できたらと思います。
節分は、「季節を分ける」ことも意味していて、江戸時代以降は立春の前日を指す場合が多くなってきています。また、2月3日が一般的に節分とされていますが、数年に一度、2月2日または、2月4日になることもあります。これは、後年周期の暦年(365日)のズレが原因だそうです。

私たち福井県の節分。鬼は外、福は内」という掛け声で盛大な豆まきが行われるのは、朝日山不動寺や福井大仏(西山光照寺)が有名です。また、縁起菓子では、小浜市の「小判」や敦賀の「豆らくがん」があります。節分に食べると縁起が良いと言われその地方では食べられています。
先日、同じ福のつく福島へ旅行へ行きましたら、節分には、柊の木の枝にイワシの頭を刺して玄関に吊るすそうで、柊とイワシの頭がセットで販売されていて、北陸出身の私は驚きを隠せませんでした。柊のとげとイワシの臭いで鬼が入ってこられなくするという魔除けだそうです。このように、地方によって楽しい慣習があるのでは。。。と思い、調べてみると、豆まきをしなくても鬼がよってこない苗字の方がいらっしゃるのだそうです。


節分で豆まきをしなくてよいと言われる苗字は、平安時代の武将「渡辺綱(わたなべのつな)」に由来する「ワタナベ(渡辺、渡邉など)」さんと、その仲間であった「サカタ(坂田)」さんだそうです。源頼光に仕えた渡辺綱(頼光四天王の一人)は、大江山の鬼(酒呑童子など)を退治する武勇に秀でていました。また、頼光四天王のもう一人、坂田金時(金太郎)も鬼退治に関わったことから、坂田姓も豆まき不要と言われています。これら苗字の家は、鬼がその強さを恐れて近づかないため、豆まきで鬼を払う必要がないという言い伝えがあります。私の周りには、ワタナベさんとサカタさんがいらっしゃらないので、実際に聞けてはいませんが、ぜひお聞きしたいものです。
巡ってくる季節には、その折々に伝統行事が行われます。昔々の言い伝えから始まったものや古事記、日本書紀に纏わる神々の話など、少しだけでも知っておくことが伝統を継承するために、大切なことなのではないかと改めて思いました。ご一読ありがとうございました。
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五十嵐郁子
1975年生。東京在住。エーデパディレクター。五十嵐羅紗店お姉(おあね)。福井県越前市生まれ。日本女子大学卒。大学生の2人の娘の母。東京福井県人会理事。福井市応援隊サポーター。
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