みなさま、こんにちは。
今回は、「エーデパオリジナルの贈りたくなるガーゼハンカチ」について、お話させていただきます。
繊維王国である福井県。有名なデザイナーたちも毎年新たな繊維、生地を求めて訪れているほど、素晴らしい繊維がたくさんつくられています。あの「下町ロケット」の舞台となったのも福井県の繊維会社です。その関連会社であるイーゲートさんが、今回の「贈りたくなるガーゼハンカチ」丸福ガーゼをつくっています。
医療用繊維の製造技術を応用し、誕生したガーゼ。そのガーゼで下着や赤ちゃん用のおくるみや下着なども制作されています。リピーターが多く、人気の高い丸福ガーゼ。そんな丸福ガーゼさんとオリジナルのハンカチをつくりたいと相談させていただいてから、約一年半、やっと実現することができました。


担当の野坂さんと、この非常に優れた素材のものをどのように使ってもらいたいかをじっくりと話をさせていただきました。赤ちゃんの柔らかな肌に触れても安全なガーゼは、例えば、お母さんが持ち歩いて小さなお子さんのお手拭きやお口拭きにも使えそうとか。敏感肌の方にも安心して、持ち歩いてもらえるとか。洗顔の後のタオルのような役割も。もちろん、速乾性もあるから布巾にも使えるなど。
様々な用途を考え、28センチ×28センチの大判サイズにしました。また、柄はエーデパのオリジナルデザインを3色展開に。ブラック、ピンク、ミント。華やかなプリントがガーゼの素材になかなかうまく色がでず、何回もテストを繰り返し、染料ではなく、顔料でプリントすることになりました。顔料は、耐水性、耐光性に優れているため、色褪せしにくいことも決め手になりました。
医療用のガーゼを編んでいる機械。

今年の春には、福井県にある株式会社イーゲートさんにお邪魔し、経編の機械を見学させていただきました。医療用の繊維を製造しているため、衛生面に気をつけての見学。大きな機械が通常の3倍もの時間をかけてゆっくりと編みたてていきます。ガーゼは、非常に緩く(粗く)織られ、糸と糸の間に広い隙間を持たせることで、あの柔らかさ、通気性、吸水性が生まれるそうです。見覚えのある医療用のガーゼもロール状になって編み立てられていました。


熨斗風の帯を巻いてギフトにも最適です

ブラック、ピンク、ミントの3色。顔料でプリントしているので色鮮やかに仕上がっています。

ゆっくりと時間をかけて編み立てられているので、ふんわりとした質感です。
エーデパのオリジナルデザインが華やかに全面にプリントされています。
丁寧に時間をかけて作られたガーゼをハンカチにし、顔料でプリントして、耐洗濯性試験も行い、やっとエーデパのお客様に自信を持ってお届けできる商品が生まれました!!パッケージにはち熨斗風の帯をつけてみました。友達へのちょっとしたお礼などにもお渡ししていただくなど、誰でも安心してお使いいただける気兼ねのいらない贈り物、「贈りたくなるガーゼハンカチ」。皆様が笑顔で「これいいね!」と言っていただけたら、本当に嬉しく思います。
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五十嵐郁子(五十嵐羅紗店1代目店主孫娘)
1975年生。東京在住。エーデパディレクター。福井県越前市生まれ。日本女子大学卒。大学生の2人の娘の母。東京福井県人会理事。福井市応援隊サポーター。
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