託された一粒を、あなたの食卓へ。

託された一粒を、あなたの食卓へ。

福井が銀座へ。そして、一枚の漉玻璃。 読む 託された一粒を、あなたの食卓へ。 1 分

みなさん、こんにちは。

いよいよ10月。
秋の気配が深まり、エーデパでも今年の「秋のみのり」をお届けする季節になりました。

9月初旬から予約を受け付けていた「越前白山の恵み コシヒカリ」も、すでにお手元に届き、ひと足早く今年の新米を味わってくださった方もいらっしゃるかもしれませんね。

今年、エーデパでは、3つの産地・農家さんのお米をお届けしています。

私たちエーデパがある福井県は、コシヒカリ発祥の地。
そして県内にはたくさんの酒蔵があり、日本酒の仕込みにも、良質なお米と水が欠かせません。

「福井のお米は、おいしい。」

そう言われる理由は、きっと一言では語れない、土地の風土や水、つくり手の想い、そして長い年月をかけて受け継がれてきた米づくりにあるのだと思います。

そんな福井の中から、私たちがお届けする3つのお米は、エーデパのお客様にお届けしたいと思い、私たち自身が何度も産地へ足を運び、つくり手の方とお話をしながら出会ったお米です。

そして、そのお米を「エーデパに託したい」と思ってくださった農家さんがいて、今年もみなさんの食卓へお届けすることができました。

同じ福井で育ったお米でも、産地が違えば、つくり手が違えば、味わいも、そこに込められた物語も違います。

今回は、この3つのお米について、それぞれの産地やつくり手、そして「なぜ、このお米をエーデパで届けたいと思ったのか」を、少しお話ししてみたいと思います。


コウノトリが暮らす里山で育つ、「白山の恵み」



まずご紹介したいのは、越前市白山地区で育てられた「白山の恵み コシヒカリ特別栽培米」です。

このお米が育つのは、標高250~350mほどの里山に囲まれた、標高150m前後の小さな盆地。北陸特有の豊かな降水量が、里山からたっぷりの水をもたらしてくれます。

そして、この白山地区には、コウノトリが暮らしています。

コウノトリが舞い降りるということは、それだけ自然が豊かで、生きものが暮らせる環境が残されているということ。だからこそ、この地域では、コウノトリが安心して暮らせる環境を守るためにも、農薬をできるだけ使わない米づくりが行われています。

豊かな水。
里山の自然。
そして、そこに暮らす生きものたち。
「白山の恵み」という名前には、そんな土地そのものの恵みが詰まっているように感じます。

実は、このお米を育てている農家さんは、エーデパで毎年お届けしている「しらやま西瓜」の生産者さんでもあります。

夏には、みずみずしく甘い「しらやま西瓜」を。
そして秋には、豊かな実りをたたえた新米を。

季節は変わっても、同じ土地から届く恵みを、こうしてみなさんにお届けできることを、私たちはとても嬉しく思っています。

今年の「白山の恵み」は、すでに完売となりました。また来年、この土地の恵みをお届けできることを楽しみにしています。

「おいしい」と思ってくれる人に届けたい。

次にご紹介したいのは、中垣内祐一さんが育てるお米です。



昨年、エーデパで大変好評だった「ピカツンタ」。
今年も新米の季節を迎え、ピカツンタをはじめ、コシヒカリ、ふくむすめ、にじのきらめきの4種類をお届けします。

精米、玄米、無洗米。
お好みに合わせて選んでいただけるのも嬉しいところです。

中垣内祐一さんといえば、長年にわたりバレーボール選手として活躍し、その後は指導者として、たくさんの選手を育ててきた方。

そんな中垣内さんが、今、向き合っているのがお米です。田んぼの状態を見て、稲の成長を見て、収穫まで手をかける。

「みんなに届けたいというよりも、このお米を美味しいと思ってくれる人に届けたい。」

たくさんの人に売ることよりも、自分が納得できるものをつくること。そして、その味を「おいしい」と感じてくれる人に、きちんと届けること。

それは、長年スポーツの世界で、ひとつひとつの技術や結果に向き合ってきた中垣内さんだからこその、ものづくりへの姿勢なのかもしれません。

昨年、エーデパで初めてご紹介した「ピカツンタ」も、たくさんの方に味わっていただきました。今年は、そこに新たな品種も加わりました。

同じ「お米」でも、品種が変われば、香りや食感、味わいも変わります。

ぜひ今年は、気になる品種を選んで、中垣内さんのお米を味わってみてください。「おいしい」と思ってくださる方に、届きますように。


美しい田から、未来へ。「美田米」




そして、今年から新たにエーデパでお届けするのが、池田町の「美田米」です。

福井県池田町。山々に囲まれ、豊かな自然が残るこの町で、町民のみなさんが心を込めて育てているコシヒカリです。

「美田米」という名前のとおり、美しい田でつくられるお米。

でも、私がこのお米に惹かれたのは、ただ「美しい自然の中で育ったお米だから」という理由だけではありません。

研鑽を重ね、より良いお米をつくっていくこと。それが、池田町の美しい自然を守ることにもつながっていく。

「美田米」には、そんな想いが込められているそうです。

100年先も美しい自然を守りながら、おいしいお米をつくる。そして、その先にある未来を思い描く。だから私は、「美田米」を「未来を夢見るお米」だと思っています。

私自身、これまで何度も池田町を訪れてきました。

車を走らせるたびに目に入る山々。田んぼの風景。豊かな自然の中で暮らす人たち。

その景色を眺めながら、「この場所でつくられるお米を、いつかエーデパでお届けできたらいいな」と思うようになりました。

そして、私自身も美田米を購入して、実際に食べてみました。

炊き上がったごはんを口にピカピカツヤツヤの丁寧な一粒一粒に感動しました。だから、やっと販売の了承をいただいたときときは、本当に嬉しかったです。

何度も通った池田町のお米が、今年、こうしてエーデパを通して、みなさんの食卓へ届けられることになりました。

一粒のお米の向こうには、
美しい田んぼがあり、
それを守る人たちがいて、
その先には、これからの池田町の未来があります。

今年の秋は、そんな物語と一緒に「美田米」を味わっていただけたら嬉しいです。

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五十嵐郁子(いがらしいくこ)
1975年生。東京在住。エーデパディレクター。五十嵐羅紗店お姉(おあね)。福井県越前市生まれ。日本女子大学卒。大学生の2人の娘の母。東京福井県人会理事。福井市応援隊サポーター。神社検定取得。
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中垣内祐一が作る特別栽培米ピカツンタ


福井県池田町が作る未来を夢見る美田米

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