みなさま、こんにちは。
10月の初め、私たちエーデパスタッフは、福井県美浜町を訪れました。以前、この読み物でもお伝えしたことがあるかもしれませんが、福井の素敵なものをみなさまにお届けするために、私たちはさまざまな場所を訪ね、そこで出会う素敵な人々から、たくさんのことを教えていただいています。今回の旅は、そんな出会いのなかでも、私たちが大好きな方々に、再び会いに行く旅でした。
変わらない笑顔に、心まで温まる
まず訪ねたのは、田辺旅館のゆみ子女将。相変わらずの朗らかでおおらかな、聞いているだけで気持ちが明るくなる声で、

「よう来たね。会えて嬉しいわ〜」
と迎えてくださいました。
まだお会いするのは3度目。それなのに、懐かしい場所に帰ってきたような、温かな気持ちになりました。
女将の言葉と笑顔に触れていると、私もいつの間にか満面の笑みに。なんだか元気までいただいたような気がします。
そんなゆみ子女将が心を込めて届けてくださるのが、若狭ふぐのお料理です。
今年の2月、わずか2週間ほどの期間限定で販売した「ふぐちり鍋セット」が、今年は本格的に11月から販売開始となります。
セットに入っているのは、繊細に美しく盛り付けられたふぐのてっさ。そして、届いたらすぐにお召し上がりいただけるよう、てっちり鍋用のお野菜も一緒に詰め合わせてくださっています。
そこには、おいしいものを届けたいという想いだけでなく、召し上がる方に少しでも手間なく、心ゆくまで楽しんでいただきたいという、女将ならではのおもてなしの心が感じられます。
女将は、若狭ふぐのお料理を目当てに、毎年、田辺旅館を訪れてくださるお客様もいらっしゃるのだと、嬉しそうに話してくださいました。
おいしいお料理はもちろん、女将の笑顔や温かなもてなしに、また会いに来たくなる。そんな魅力が、田辺旅館にはあるのだと思います。
次に訪ねたのは、
エーデパでも大人気の「日の出屋」さん。へしこを作る美樹子おばあちゃんと、息子の加藤祐二さんです。
お二人は、以前と変わらない優しい笑顔で私たちを迎えてくれました。
「お元気そうでよかったです」
と声をかけると、美樹子おばあちゃんは、優しく微笑みながら
「もう足が痛くて、あまり動けはしないわ」

そう話しながらも、美樹子おばあちゃんは、エーデパを通じてたくさんのお客様にへしこを喜んでいただけていることを、本当にありがたいと話してくださいました。
そして、日の出屋のへしこが、なぜあんなにもまろやかで、おいしく仕上がるのか。その理由も、ひとつひとつ丁寧に説明してくださいました。
長く受け継いできたものづくり。そのおいしさの裏側には、作り手だからこそ知る工夫や、日々の積み重ねがあります。

そして、息子の祐二さんも、こんなお話をしてくださいました。
「この日向湖から吹く風が、このおいしいへしこを作るのかもしれないね」
長年受け継がれてきた作り手の知恵や工夫はもちろん、この土地ならではの風や空気もまた、おいしさを生み出す大切な要素なのかもしれません。
そんなお話を伺いながら、土地に根ざしたものづくりの奥深さを、改めて感じました。
人と人をつないでくれる、大切な恩人
そして最後に、今回の旅でどうしてもお話ししておきたい方がいます。私たちエーデパにとって欠かせない恩人、へしこ姫こと伊達美鈴さんです。日の出屋さんのへしこ、田辺旅館のふぐちり鍋セット、そして、かっちゃん農園の梅干し。

美浜町をはじめ、福井県嶺南地方にある本当においしいもの、そして、それを心を込めて作っている人たちを、私たちエーデパに紹介してくださった方です。
いつも優しく、おおらかで、人と人とのご縁を自然につないでくださるへしこ姫。
そして、作り手がどんな想いで商品を作り、どれほど素晴らしいものなのかを、私に惜しみなく教えてくださいます。
「いっこさん、これ美味しいんやって!」
そう言って勧めてくださるたびに、そのおいしさも、作り手の想いも、今度は私がしっかりとお客様に届けたい。そんな気持ちでいっぱいになります。
今回、そんなへしこ姫から、思いがけない贈り物をいただきました。
娘さんお手製のブレスレットです。そこには「いつもお世話になっています」というメッセージが添えられていました。
いつも私たちのほうが、たくさんのご縁や温かい気持ちをいただいているのに。手作りのブレスレットに込められた想いがうれしくて、人と人とのつながりの温かさを、改めて感じたひとときでした。
人と人とのご縁を、これからも
エーデパでお買い物をしてくださったお客様から、たくさんのレビューをいただいています。
「おいしかった」「また食べたい」。
そんなお声を拝見するたびに、本当にうれしくなります。
そして、商品を作ってくださった作り手の皆さんや、私たちと一緒にエーデパを支えてくださる方々にも、きちんと届けていきたいと思っています。
心を込めて作られたものが、誰かのもとへ届き、美味しさや美しさに感動していただく。そして、その喜びをまた作り手へと届ける。
今回、美浜町を訪れ、改めて感じたのは、人と人とのつながりが生み出す温かさでした。
素敵なものを作る人がいて、その魅力を教えてくれる人がいて、手に取って喜んでくださるお客様がいます。そんなご縁がつながっていく場所、エーデパに携わることができるのを、私はとてもうれしく思っています。
これからも、福井の素敵なものと、そこに込められた作り手の想いを、ひとつひとつ、丁寧に皆さまへお届けしていきたいと思います。

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五十嵐郁子(いがらしいくこ)
1975年生。東京在住。エーデパディレクター。五十嵐羅紗店お姉(おあね)。福井県越前市生まれ。日本女子大学卒。大学生の2人の娘の母。東京福井県人会理事。福井市応援隊サポーター。神社検定取得。
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田辺旅館の若狭ふぐセット!11月初旬から販売開始です。もう少しお待ちください。
美樹子おばあちゃんが作るまろやかな日の出屋のへしこ












