皆様、こんにちは。
6月は福井市で育った「金福すいか」「銀福すいか」を農家の皆様のおかげで思ったよりもたくさんの皆様にお届けできました。美味しく召し上がっていただけたのではないでしょうか。
「金福すいか」「銀福すいか」のほかに、もうひとつ実はおすすめのすいかが福井県にはあります。本日はそのお話をさせていただきます。
越前市生まれの私は、小さな頃から夏になると大きな甘いすいかを食べていた記憶があります。とてもとても大きいすいかをいとこたちが来たときに、縁側で食べて楽しかったことをうっすら覚えています。武生(今の越前市)でとれたすいかだということも、武生のすいかは美味しいという記憶も残っています。最近になって、それが越前市の白山地区で採れるすいかだとわかり、食べたいと思っていたのですが、販売する期間も本当に短く、やっと去年弊社の併設するカフェが「しらやま西瓜」を提供することになり、食べることができました。記憶と違うことなく、甘くて美味しい味に感動したのは、去年。今年は、やっとエーデパの皆様にわずか20個ではありますが、お届けできることになりました!
福井県越前市白山地区のすいか畑
しらやま西瓜が育ってきています!
大切に育てられて出荷も間近
10キログラムの大きなすいかの出荷がまもなく始まります!
しらやま西瓜は、越前市白山地区の自然の中で育まれた西瓜で、1975年(まさかの私と同い年です!)から栽培されてきました。白山地区は、越前市の西部に位置し、「にほんの里100選」にも選ばれた人の営みが育んだすこやかで美しい里に認定されています。
また、肥料分の多い産地特有の赤土と露地栽培による昼夜間の温度差が、強い甘みとしゃりしゃり感を生み出します。
糖度は、12〜15度。標準のすいかの糖度は11度ですので、それを悠に超える甘さとなります。他の果物に例えるとりんごや桃と同じような糖度になります。
最近ではハウス栽培が主となるすいかですが、「しらやま西瓜」は露地栽培なので、気温の寒暖差によってしゃりしゃりとした食感のあるすいかができるのです。しかも、絶好のタイミングを狙って、ミツバチに受粉させる見極めは、40年以上も作り続けてきた農家さんだからこそだと言えるでしょう。
しらやま西瓜の組合長の恒本さんと副組合長の大西さんにお話をお聞きしたところ、今年は異常気象のせいで、収穫できるすいかの数が例年よりも非常に少ないそうです。「しらやま西瓜」の美味しさを全国の皆様にわかっていただきたいと少しでも届けたいという私たちの想いに共感いただき、限定でお届けすることが可能になりました。しかも、大玉3L(10キロ〜)、2L(8キロ〜)で中身の空洞がほとんどないもの(優)を販売いたします。すいかは大きいほど甘いそうです!
左:副組合長大西さん 右:組合長恒本さん
昨年はしらやま西瓜を使ったメニューも大人気でした
a.cafeでは8月からすいかスムージーも召し上がっていただけます!
日本一美味しいすいかと呼ばれるほどの美味しさ、「しらやま西瓜」を夏のご馳走として召し上がっていただけると嬉しいです。
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五十嵐郁子
1975年生。東京在住。エーデパディレクター。福井県越前市生まれ。日本女子大学卒。大学生の2人の娘の母。東京福井県人会理事。福井市応援隊サポーター。
しらやま西瓜2Lサイズ