知ればもっと好きになる、鯖江の眼鏡の魅力

知ればもっと好きになる、鯖江の眼鏡の魅力

スピ活のすすめ 読む 知ればもっと好きになる、鯖江の眼鏡の魅力 1 分 元日本代表・中垣内祐一が本気で作るお米とは

みなさん、こんにちは。
福井県の鯖江市は、世界でも有数の眼鏡の産地として知られています。「SABAE」の名が刻まれた眼鏡は、いまや品質と技術力の象徴として、多くの人に一目置かれる存在となりました。

では、なぜ鯖江の眼鏡はこれほどまでに高く評価されているのでしょうか。福井県出身の私自身も、その魅力をあらためて紐解きながら、みなさまと一緒にご紹介していきたいと思います。

まず特筆すべきは、その圧倒的な生産力です。国内で流通する眼鏡フレームの実に9割以上が鯖江で生産されており、世界的にもイタリアや中国と並ぶ三大産地のひとつとして確固たる地位を築いています。

その背景には、100年以上にわたる歴史があります。はじまりは1905年頃、農閑期の副業としてスタートしました。長い年月の中で技術は磨かれ、いまでは世界でも類を見ない高度なものづくりへと発展しています。

また、鯖江の眼鏡づくりを支えるのが、精緻な分業体制です。一本のフレームが完成するまでには200以上もの工程があり、それぞれを専門の職人が担っています。各工程で研ぎ澄まされた技術が積み重なることで、細部にまでこだわり抜かれた高品質な製品が生み出されているのです。耐久性にも優れ、長く愛用できる“道具”としての価値が大切にされています。

さらに、1980年代には世界で初めてチタン素材のフレーム開発に成功しました。軽さと強さ、そして肌へのやさしさを兼ね備えたチタンは、加工が非常に難しい素材です。その高度な加工技術こそが、鯖江のものづくりの真骨頂といえるでしょう。加えて、フレームの美しさと耐久性を支えるメッキ技術も、世界トップレベルを誇ります。

近年では、分業制を活かしながらも、デザインから製造、販売までを一貫して手がける企業も増え、伝統を守りながら新たな価値を生み出す取り組みが進んでいます。常に新しい素材や構造、デザインを取り入れ、進化を続けている点も、世界から高く評価されている理由のひとつです。





こうした歴史と人の想いは、2023年公開の映画『おしょりん』にも描かれています。増永眼鏡の創業を支えた兄弟と職人たちの挑戦、そしてそれを支えた家族の情熱。新しいことに挑み続ける力と、地道に積み重ねる忍耐――その姿は、福井ならではの気質を映し出しているように感じられます。

そして最後に、a.department storeでもご好評いただいているペーパーグラスに、新たなラインナップが加わりました。わずか2ミリという薄さで持ち運びしやすく、機能性とデザイン性を兼ね備えたアイテムです。従来の老眼鏡のイメージを軽やかに覆し、日常にさりげなく寄り添う存在として、多くの方に選ばれています。スクエア型など、男性にもおすすめのデザインも充実しています。

このペーパーグラスにも、鯖江の卓越した技術が惜しみなく注がれています。数々の賞を受賞しているその品質を、ぜひ一度お手に取ってご覧ください。

鯖江の眼鏡には、長い歴史と職人たちの誇り、そして未来へとつながる想いが込められています。その魅力を、日々の暮らしの中で感じていただけましたら幸いです。


新しくリニューアルしたペーパーグラスを試してみました!今までよりも縦に丸型なので優しい印象になります。

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五十嵐郁子
1975年生。東京在住。エーデパディレクター。五十嵐羅紗店お姉(おあね)。福井県越前市生まれ。日本女子大学卒。大学生の2人の娘の母。東京福井県人会理事。福井市応援隊サポーター。
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