人生を彩る旅〜福井〜

越前旬菜ベジタブルボックス販売いたします!
皆さま、こんにちは。エーデパのショップのあるビルの1階には素敵な空間で美味しいお料理とティータイムが楽しめるa.cafe(エードットカフェ)があります。ランチタイムになると、地元にお住まいの方も含め、遠くからも足を運んでいただき、満席になることが多く、私も食べれないこともしばしばあります。
大人気のa.cafe ランチプレート!野菜がたっぷり取れると好評
「苗のはっとり」の服部さんもランチプ...

福井県のプライドフィッシュ「若狭ぐじ」
みなさま、こんにちは。福井県といえば、越前がに!と思われている方も多いのではないでしょうか?もちろん、冬にしか食べることができな越前がには、非常に美味しく食する価値ありの逸品ですが、夏の間にも日本海の海の幸が豊富に獲れることをご存知でしょうか?
今回は福井県のプライドフィッシュとしても注目の「若狭ぐじ」のお話をさせていただきます。
かつて「御食国(みつけくに)」と呼ばれ、帝に食べ物を提...

福井県の梅仕事
梅といえば、紀州の南高梅や紀ノ川梅などが有名ですが、福井県にもとてもフルーティで美味しい、しかもかわいい梅が栽培されています。
そのかわいい梅は紅映梅。青梅の表皮が熟すると、まるでほっぺたがほんのり紅く染まるように梅の実が紅く染まってきます。
紅く染まるとともに、芳しく香ってくるのも特徴です。
来週、エーデパでは、その紅映梅を使って、梅酒を作る梅仕事のワークショップを開催します。
種が小...

陽願寺を訪れ想うこと
時代を遡ること関ヶ原の戦いの後、結城秀康(徳川家康の次男)が越前国を与えられると、府中(武生、今の越前市)の領主と、越前藩国老として来武した本多富正は、数々の功績を残しています。例えば、日野川の堤防を直し水害を防いだり、町へ用水を引いて住民の生活の便をより良いものにしたり。また、町の真ん中には北陸街道を通し街道沿いに町屋、東に武家屋敷、西に寺社を配置し、府中の町並みを整備いたしました。また打...

黄金に輝く幸福を願って作られたすいか
福井市が開発改良した「金福すいか」。1997年に小玉種無しすいかを福井市園芸センターにて開発したことから始まり、2000年には品種改良し、金色のすいか「金福すいか」と命名。そして、2023年に圧倒的な美味しさの「金福すいか」としてリニューアル。
見た目の美しさはもちろんのこと、皮が薄く、種も少なく、赤い果肉も瑞々しくて美味しい。健康や幸福の願いをかけて、「金福」と名付けられたこのすいか。福...

海の底の神秘的な世界を表現する若狭塗り箸
福井県はよくおたまじゃくしの形と例えられます。その頭の部分を嶺北、尾の部分を嶺南と区分けされています。
今回は、その嶺南に根付いてきた伝統工芸「若狭塗箸」について、調べてみます。
「塗箸」の誕生は若狭地方
晴れた日の若狭湾。青く澄んだ綺麗な海底を表現する若狭塗り箸
海の町、若狭小浜の浜辺で、波に洗われる砂や貝殻を漆とともに箸につけたことから、生まれたとされています。その後、江戸時代1764~...

温かみのある奥深い越前焼
福井県の伝統工芸のひとつ、越前焼のルーツは、
約850年前平安時代後期から始まっているといわれています。主に水瓶やすり鉢などの日用的につかわれる日用雑品が作られていたとされています。北前船が発達していた福井県は、この越前焼を北海道や島根まで流通させ、産地として発展しました。
しかし、水道の普及や陶業の普及により、一時、越前焼は衰退します。これを乗り越えて、また昭和23年には小山冨士夫氏によっ...

春の贈りもの
気候も少しずつあたたかい日が増えてきて、花が咲いている様子も見られるようになりましたね。このようにぽかぽかとした陽気がつづくようになると、いよいよ春が来る気配が楽しみになってきます。特に北陸では、大雪で寒波の続く冬だったため、桜の花がさく季節が格段に待ち遠しく思えます。福井県、北陸の桜は、毎年4月の初旬ごろから咲き始めます。今回のお話は、福井県の桜のみどころをお伝えしたいと思います。
なんと...

越前和紙に纏わる尊い伝説
福井県の7つの伝統工芸の中でも、歴史の長い越前和紙には一つの伝説があります。
伝説では、約1500年前(5世紀末)、後の継体天皇が越前地方を統治していたとされた頃、岡本川の上流に1人の女性が現れ、田畑の少ない五箇地区の土地に紙漉きの技術を丁寧に伝えたと言われています。喜んだ村人がその女性に名前を尋ねると、「この川上に住む者」とだけ答え、姿を消してしまいました。村人たちは、この女性を川上御前と...